2018年 04月 14日
☆エペソ人への手紙2:16☆


十字架によって、二つのものを一つのからだとして神と和解させ、
敵意を十字架にかけて滅ぼしてしまったのである。
エペソ人への手紙2:16


私たちはとかくあやまちを犯すものである。だから、人間なのだと思う。
それ故、人は互いにゆるしゆるさなければ生きて行けない。
ゆるされなくて、人はつらく悲しい思いをするが、もっと心的打撃が大きいのはゆるせないことだろう。
表面的にはゆるしているように装って、心の奥底にその思いを押し込めているなら、
私たちの心は歪められ、その生き方は窮屈なものとなる。
そして、あることをとおして、その押し込められた感情が爆発し、暴言をはいたり暴力をふるったりする。
主は、ご自身の十字架によって「子よ、あなたの罪はゆるされた」と宣言して、
神ご自身が歩み寄り、和解してくださる。
だから、私たちも神にならい、自分の方から歩み寄り、他人と和解し、
「ゆるせない」と言って争い合うことをやめよう。
なぜなら、私たちの内から「ゆるせない」という敵意を主の十字架は完全に滅ぼしてしまったからである。

by betty_bible
| 2018-04-14 00:00
| エペソ人への手紙
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